日本オラクルは3月29日、新たな業務アプリケーション製品群「Oracle Fusion Applications」を発表した。同製品は、同社のミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware」を基盤に、すべての機能をJavaで開発したアプリケーション。

会計、購買調達、プロジェクト管理、人材管理、CRM、SCM、内部統制・リスク管理の7つの製品群で構成され、100以上の機能を提供する。これらの機能は、SOAをもとに開発されているため、既存のシステムとも連携・共存可能だ。

同製品はスマートフォンやスマートタブレットに対応しているほか、SNSやビジネスインテリジェンス機能を備え、情報共有やコラボレーション、業務の流れの中で必要な意思決定を支援する。

クラウドへの対応としては、パブリック/プライベートクラウド、自社導入型、これらのハイブリッド型など、多様な形態で運用可能であり、企業の既存のIT環境に合わせた柔軟な導入を実現する。

Fusion Applicationはクラウドとオンプレミスで同時に実行可能