Googleはこのほど、Googleマップ ストリートビューにアマゾン川流域を追加したことを発表した。対象となる地域は、アマゾン川に注ぐネグロ川周辺の「リオ ネグロ保護地区」で、広大な川面や熱帯雨林、周辺集落の画像を見ることができる。

リオ ネグロ保護区をはじめ、アマゾン川周辺地域の多くはブラジル政府の保護下にあり、一般人の立ち入りは禁止されているが、同社は現地の環境保護団体「アマゾン保護基金 (FAS)」の招待を受け、昨年8月から撮影を始めたとしている。

ネグロ川のストリートビューイメージ

撮影は、船上にストリートビュー撮影用のトライク(三輪車)を設置して行われ、魚眼レンズを装着したカメラも使用。撮影された5万枚以上の静止画をつなぎあわせることで、アマゾン川流域のパノラマ画像を完成させた。