Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2012年2月のデスクトップOSシェアが発表された。順調にシェアを拡大させてきたLinuxだが、2月にきて急に下落に転じている。逆にシェアを伸ばしたのがMac OS X。1月に成長に転じていたが2月もシェアを増大させている。Windowsは引き続き下落が進んでいるが、90%以上を確保しており圧倒的なシェアを持っている。

2012年2月デスクトップOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年2月デスクトップOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2012年2月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年2月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 OS シェア 推移 備考
1 Windows 91.92% 下落傾向
2 Mac 6.92% 増加、成長傾向
3 Linux 1.16% 下落に転じる
順位 バージョン別OS シェア 推移 備考
1 Windows XP 45.39% 再び減少傾向に戻る
2 Windows 7 38.12% 再び成長傾向に戻る
3 Windows Vista 8.10% 減少傾向
4 Mac OS X 10.6 3.00% 微増
5 Mac OS X 10.7 2.69% 増加傾向
6 Linux 1.16% 長期に渡って成長傾向だが、2月は下落に転じる
7 Mac OS X 10.5 0.95%
8 Mac OS X 10.4 0.23%

Windows XPはここ数ヵ月微増と下落を繰り返しながらシェアを落とし続けている。昨年の10月に半数を下回ったが2月になって45%となり、ここ10ヵ月で10%も下落している。Windows Vistaはここ数ヵ月ずっと下落基調にあり、ここ10ヵ月で2%下がっている。Windows 7に関しては1月に下落に転じたが、2月になって再びシェアを拡大させた。

Linuxはここ数ヵ月徐々にではあるがシェアを伸ばしてきた。しかし2月の報告ではそれが嘘であったかのようにシェアを落としている。Mac OS Xは2月のデスクトップOSシェアで唯一増加している。下落傾向が続いていたSnow Leopardが2月に微増に転じている。微々たる増加であるため、これから成長傾向になるかはわからない。2月も引き続きLionが増加傾向にあり、LionとSnow Leopardのシェアが逆転する日は着々と近づいてきている。