台湾VIA Technologiesは2月23日(現地時間)、同社のQuadCore Eシリーズプロセッサを搭載する「VIA EPIA-M900」及び「同EPIA-M910」を発表した。

EPIA-M900には1.2GHz駆動のQuad Core Eが、EPIA-M910には1.6GHz駆動のNano X2 Eがそれぞれ搭載される。1.2GHz駆動のQuad Core Eの場合、CPUのTDPは27.5Wに抑えられており、マルチディスプレイ環境におけるオンデマンドのHDビデオ再生といったアプリケーションに最適であると同社は説明する。

どちらの製品も17cm×17cmのMini-ITXフォームファクタに抑えられており、チップセットとしてはVIA VX900MSPを搭載、最大8GBのDDR3メモリを利用可能である。またリアパネルにはGbE、HDMI、VGA、USB 2.0×4、COM×1とオーディオポートを用意、オンボードにはPCIe ×16スロット(有効なのはPCIe ×8相当)を装備するほか、ボード上には24bit LVDSを2ch(バックライト制御機能付き)、COM×3、USB×3の他USB Device Port×1、更にLPC、2 Digital I/O、SPDIF出力とSMBusのピンヘッダをそれぞれ用意している。

VIAのQuadCore Eシリーズプロセッサを搭載する「VIA EPIA-M900」及び「同EPIA-M910」