米Nielsenは2月16日(現地時間)、12歳以下の子どもを持ち、タブレットを所有している世帯に関する2011年第4四半期の調査データを発表した。同調査は、親が所有するタブレットを子どもがどのように利用しているかなどを明らかにしている。

まず、子どもにタブレットを使わせているかどうかを尋ねたところ、「イエス」という回答が70%に上った。利用用途は、「ダウンロードしたゲーム」が77%と最も多かった。これに、「教育目的」(57%)、「移動中のエンターテインメント」(55%)、「TV番組や映画を見る」(43%)、「レストランやイベントでのエンターテインメント」(41%)と続く。

10人中7人の子どもが親のタブレットを使っている 資料:米Nielsen

移動中やレストランでのエンターテインメントとしての利用は動画が多く、タブレットは家庭でゲームやエンターテインメント端末として使われていることがわかる。一方、「家族や友達とのコミュニケーション」としての利用は15%と最も少なかった。

もっとも、同調査は親がタブレットを所有しているケースを対象としたものであり、子ども自身が所有しているタブレットを対象とした場合は数値が変わってきそうだ。