イーフロンティアは、アニメーション制作ソフト「Anime Creator」シリーズの最新バージョン「Anime Creator 8」シリーズを発表した。発売されるのは、初心者向けの「Anime Creator Debut 8」と上位版「Anime Creator Pro 8」の2製品。いずれもパッケージ版は29日発売。ダウンロード版はパッケージ版に先駆けて、近日中に発売となる予定。

秋元きつね氏らが手掛けた「Anime Creator Debut 8」(左)と「Anime Creator Pro 8」(右)のパッケージ

「Anime Creator」は、写真や画像、サウンドといった手持ちの素材を組み合わせて、手軽にアニメーションを制作できるソフト。ボーンを使った滑らかなキャラクターアニメーションやリップシンク機能、YouTubeやFacebookへのワンタッチ公開などが可能となっている。

今回発売される最新版では、従来からの「ドローイングツール」に加えて、読み込んだ手描きのイラストをベクターデータに変換する「イメージトレースツール」を新たに搭載。このほか、手軽にキャラクターアニメーションが作成できる「キャラクタウィザード」も搭載された。さらに、上位版「Anime Creator Pro 8」では、Photoshop形式(.psd)のレイヤーファイルをサポート。同ファイルに含まれるすべてのレイヤーを、そのままAnime Creatorのレイヤーとして読み込めるようになった。

価格は「Anime Creator Debut 8」のパッケージ版が5,800円、ダウンロード版が4,800円。「Anime Creator Pro 8」は、パッケージ版が1万9,800円、ダウンロード版が1万5,800円。パッケージ版は、いずれもWindowsとMacのハイブリッドとなっている。動作環境は、Windows7 / XP / Vista、Intel Pentium 500MHzまたは同等以上のCPU、256MB以上のメモリ等。Macでは、Mac OS X 10.5以降、PowerPC G5 500MHz以上(Intelプロセッサを推奨)、256MB以上のメモリなどとなっている。