三菱自動車は2月6日、同日開催の同社取締役会において、欧州生産拠点であるネザーランド・カー・ビー・ブィ(以下、ネッドカー)での車両生産を2012年末をもって終了し、2013年以降の新たな生産車両の投入をしないことを決定したと発表した。

現在ネッドカーでは、欧州向け「コルト」の生産と「アウトランダー」のKD生産を行っている。同社は2010年12月に、「欧州向けコルトの生産を2012年末で終了すること」、「欧州向けアウトランダーのKD生産は012年末まで継続するが、2013年以降の生産車種は未定とすること」、「2013年以降も工場操業を継続するための諸施策の検討を進めること」という決定を行っていた。

この決定に基づき、同社は操業継続のための諸施策について、ネッドカーの経営陣・労働組合・ワークカウンシルやオランダ政府をはじめとするステークホルダーと検討を重ねてきたが、自動車事業を取り巻く環境変化の中でネッドカー生産事業を活用する見通しを立てることができず、2013年以降は新たな生産車両を投入しないと決定した。

欧州は今後も同社の重要な市場であり、日本およびタイから製品供給を継続することで、商品構成やサービス体制に変更は生じさせないとしている。2013年以降のネッドカーの存続の可否については未だ決定しておらず、今後関係者と協議を開始するという。