米AppleのApp Storeで2011 iPadアプリ・オブ・ザ・イヤーに選ばれた写真加工ソフト「Snapseed」のMac版が登場した。対応環境はMac OS 10.6.8およびMac OS 10.7.2。Mac App Storeから入手でき、価格は1,700円。

iOS版のSnapseedは、iPadやiPhoneで開いた写真に指で触れてスワイプしながらクロッピング、回転、調整、フィルターがけなどを実行できる。シンプルな操作で、すばやく美しい写真に仕上げられる写真加工アプリとして人気が高い。その独特の写真加工をMacでも利用できるようにしたのがMac版のSnapseedだ。マウスまたはタッチパッドのみのシンプルな操作で、画面でリアルタイムに調整内容を確認しながら、Tune Image (自動補正)/ クロップ/ ディテールなどの基本補正、Nik Softwareのフィルターやツールを用いたクリエイティブ補正を加えられる。iOS版にも使われているUポイント・テクノロジを備えており、コントロールポイントを写真上に置きながらツールやフィルターを使用する範囲を簡単に選択できる。加工した写真はMacに保存またはiPhotoへのエクスポートが可能。Mail、Facebook、Flickrを通じた共有機能を備える。

左側に並ぶフィルターやツールを選択し、右側に大きく広がる写真の上で調整内容を確認しながら加工する。OS X Lionのフルスクリーンアプリケーションもサポートしている。

画面上に現れるヘルプを確認するだけで、すぐに使いこなせるようになる。

コントロールポイントを置いてフィルターの範囲を指定