カシオ計算機は、水銀フリーのレーザー&LEDハイブリッド光源を搭載したプロジェクタの新製品として、A4サイズの「グリーン スリム プロジェクター XJ-A256」を2月下旬より発売すると発表した。プレゼンテーションの残り時間を投映する機能や、節電に役立つ機能などを備えている。価格はオープンで、市場想定価格は20万円程度。

同製品は、スリム(厚さ43mm)、軽量(重さ2.3kg)なA4サイズボディを持ち、設置自由度の高い光学2倍ズームレンズを備える。また、光源寿命を約2万時間とするなど、既に発売されている「グリーン スリム プロジェクタ」ならではの特徴を継承しながら機能の拡充を図っている。

グリーン スリム プロジェクタは、同社独自の「レーザー&LEDハイブリッド光源」の採用により、環境に悪影響を及ぼす水銀を含んだランプを使わずに最高3,000ルーメンの明るさを実現する、水銀フリーでスリムな高輝度プロジェクタ。

「グリーン スリム プロジェクター XJ-A256」

製品の特徴として、プレゼンテーションの内容に重ねて、プレゼンターの持ち時間の残りを分・秒単位で投映し、持ち時間が経過すると、タイマー表示が赤色に変わって警告する機能や、内蔵の照度センサが周囲の明るさを感知し、投映輝度を5段階で自動調節する「インテリジェント・ブライトネス・コントロール」機能を装備することにより、消費電力を最大47%削減する。

さらに、無線LAN(IEEE802.11b/g)搭載のスマートフォンやPCとワイヤレスで接続し、プレゼンテーションすることも可能。また、USBメモリーに保存したデータも投影可能となっている。

表示解像度は、1,280×800ドットで、コントラスト比は1,800:1。投影画面サイズは18~300型。外形寸法はW297×H43×D210mm、重量は2.3kgとなっている。