英BT (British Telecommunications)は12月15日、同社が保有する6件の特許を侵害しているとして米Googleを米デラウエア州の地方裁判所に提訴した。侵害行為差止および損害賠償を求めている。

BTが侵害されていると主張する6件の特許は、コミュニケーションネットワーク向けのサービス提供システム、ナビゲーション情報システム、ロケーションベースのサービス提供、サービスやコンテンツの個人向けカスタマイズなどの分野をカバーする。Google検索、Android、Android Market、Google+、Google Maps、Google Books、Google Music、Google Offers、Google Places、位置ベースの広告サービスなど、Googleの主要なサービスおよび製品において侵害行為が確認されたという。具体例として、Googleマップの拡大・縮小の度合いに応じた情報提供や、接続ネットワークを認識しWi-Fi接続時のみに音楽をダウンロードするAndroidの機能などを挙げている。