クロノスは、ホワイトボードの手書きイラストや文字をはじめ、PC画面、モバイルカメラ画像などをリアルタイムにアップロードし、多拠点での共有が可能なクラウド型情報共有ソリューション「クラウドコラボード」を、12月19日より販売開始した。価格は初期費用0円、月額49,800円~で、契約期間は2年間。

クラウドコラボードは、設置したホワイトボードに手書きしたイラストや文字を、クラウド上で共有する。市販されている一般的なホワイトボードに取り込み装置を取り付けることにより、ホワイトボードにペンで手書きしたイラストや文字を遠隔地のパソコンやタブレットのブラウザ上で簡単に共有できるようになる。また、スマートフォンやタブレットに搭載されているカメラで撮影した画像を利用することもできる。

利用イメージ

月額料金の中には、ホワイトボード取り込み装置1台、基本ライセンス/保守サポート、プライベートクラウドサービス利用料が含まれている。なお、サーバの容量制限はないという。

配信イメージは任意でサーバに保存し、日時で検索・参照でき、社内ドキュメントとして活用できるという。クライアントとサーバ間の通信は暗号化されており、専用アカウントでプライベートクラウドにログインして利用する方式のため、部外者による情報の閲覧を防止することができるという。

利用には、ブラウザとFlash Playerが必要で、これらに対応したクライアントで利用できる。なお、iPhone、iPadなどのiOSデバイスには2012年2月対応予定だという。