労務行政研究所 ジンジュール編集部は12月13日、全国の20~59歳のビジネスパーソン425人を対象に実施した「ビジネスパーソンの年末事情に関するアンケート」の結果を発表した。同調査では、同調査は、ビジネスパーソンにおける忘年会や年賀状に関する状況をまとめたもの。

「勤務先で社内の公式行事として忘年会を行っているか」と聞いたところ、「行っている」と答えた人は67.3%だった。このうち、忘年会を行っている「職場の単位」を聞いたところ(複数回答・公式行事以外の忘年会は除く)、「部レベルの単位」が39.5%で最も多く、これに「全社」が37.4%、「課レベルの単位」が26.9%と続いた。

勤務先の公式行事として行う忘年会が強制参加か任意参加かを聞いたところ、「原則として強制参加」は27.8%にとどまり、大半が「任意参加」であることがわかった。忘年会の費用負担は、「全額参加者が負担」(45.4%)が最も多く、「全額会社(部署)負担」は26.8%となった。「任意参加」の場合は、「全額会社(部署)負担」は2割弱にとどまり、半数強が「全額参加者が負担」となっている。

会社行事として行う忘年会の参加と費用負担 資料:労務行政研究所 ジンジュール編集部

職場の人へ年賀状を送るかどうかを聞いたところ、「送る」人が60%、「送らない」人が40%だった。 「年賀状を送る」と答えた人に、その枚数を尋ねた結果、最も多かったのが「5通未満」の26.7%。これに、「5~10通未満」「10~20通未満」がそれぞれ19.6%で続き、「送る枚数は20通未満」という人が全体の3分の2を占めていることがわかった。