SMBCコンサルティングは12月5日、「2011年 ヒット商品番付」を発表した。昨年は「話題や注目を集めた商品・イベントは多かったが、大ヒットに繋がる勢いに欠け、全体としては小粒ヒットが多い」という理由から、不在だった横綱が復活した。

最高位となる「東の横綱」は、「2011年ユーキャン新語流行語大賞」にも選ばれた「なでしこジャパン」が獲得した。対する西の横綱に選ばれたのは「スマートフォン」となった。その他の番付は以下の通り。

2011年 ヒット商品番付 資料:SMBCコンサルティング

同社は今年選ばれた商品のキーワードを「つながる」としている。「なでしこジャパン」は決勝戦で米国代表に先制点を挙げられるも粘って「つなげて」勝利しており、また、「スマートフォン」は今年度の国内出荷台数が2,000万台を超えることが予測されており、今後はスマートフォンによって誰でもどこでもインターネットに直接「つながる」時代となるという。

そのほか、「つながる」を意味する商品として、「Facebook/Twitter」、「マル・マル・モリ・モリ」、「九州新幹線」が挙げられている。