リクルートが運営するIT製品情報サイト「キーマンズネット」は11月24日、「危機管理」に関するアンケート結果発表を発表した。同アンケートでは、「システムやメールのパスワードに数字を求められて"つい"使ってしまうもの」について聞いている。

パスワードとして最も多く使ってしまう数字は「誕生日」(69%)で、これに「電話番号」(31%)が続いた。ただし、自分の生年月日や電話番号をそのまま使うとセキュリティ上問題となるが、多くの人がこのことを自覚しているようで、「こうした個人データを使うことはタブーであり使わない」という意見が多く見受けられたという。一方で、家族や友人の生年月日、記念日、電話番号を使っている現状が明らかになったとのこと。

同アンケートでは、東日本大震災で必要性が浮き彫りになった「安否確認システム」が自分の会社にあるかどうかも聞いている。

結果は、「導入している」が58%、「導入していない」が42%となった。「導入している」と回答した人からは「東日本大震災の時に肝心のシステムがキチンと動作しなかった」いうコメントが散見されたとともに、訓練の多さに辟易している人が多かったという。