日本エイサーは16日、AMDのデュアルコアAPU「C-60」を搭載したWindows 7タブレット「ICONIA TAB W500S」を発表した。従来モデル「ICONIA TAB W500」の後継となり、搭載APUがC-50からC-60へと強化されている。11月18日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は60,000円前後。

「ICONIA TAB W500S」

新たに搭載したAMDのAPU、C-60は、動作クロックが1GHzだが、ターボコア機能に対応しており、最大1.33GHzで動作するようになった。また、統合グラフィックスも、Radeon HD 6250からRadeon HD 6290にパワーアップしている。

それ以外の仕様は、従来モデルのICONIA TAB W500とほぼ同等。チップセットはAMD A50M FCH、メモリはDDR3 2GB、ストレージは32GB SSDだ。メモリとストレージの増設や変更はできない。LEDバックライトの10.1型ワイド液晶ディスプレイは、解像度は1,280×800ドット、マルチタッチに対応する。

主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 3.0+HS、ステレオスピーカー、マイク、Webカメラ×2(フロント/バックとも130万画素)、SDメモリーカードスロット、USB 2.0×2、HDMI、ヘッドホン/スピーカー出力。内蔵センサーは照度センサーと3軸加速度センサー。

OSはWindows 7 Home Premium SP1 32bit版で、バッテリ駆動時間は約6時間。本体サイズはW275×D190×H15.95mm、重量は約0.97kg。

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・日本エイサー
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