ディー・エヌ・エーは11月4日、横浜ベイスターズ株式の66.92%を取得し、日本プロフェッショナル野球組織への加盟申請を行ったと発表した。球団名は、「横浜DeNAベイスターズ」を予定している。

同社は、4日に開催した取締役会において、東京放送ホールディングスおよびBS-TBSより横浜ベイスターズの発行済株式の66.92%を取得することを決議。これに伴い、TBS HDおよびBS-TBSと株式譲渡契約を締結した。

株式取得費用は65億円。ディー・エヌ・エーでは、この金額にNPBへの保証金など30億円を加えた95億円が今回の球団取得に関する資金総額になるとしている。

発表では、プロ野球参入の目的として、「日本プロ野球界発展への寄与」、「地域社会への貢献」、「ブランド価値・知名度の向上」を挙げている。また、チーム運営については、「個々の選手の力を最大限発揮させることができ、優れたチーム編成力を持ち合わせたGM、監督の人選をおこなっている」とコメント。球団運営については、球場および横浜市と収支改善に向けた協議を進めていくと説明している。

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