Microchip TechnologyとDigilentは、共同で「Cerebot MC7開発キット」を教育機関およびホビイスト向けに発表した。

Cerebot MC7はMicrochipのdsPIC33 DSCをベースとしたもので、キットに含まれるボードは4つのハーフブリッジ回路と8つのサーボモータのコネクタを持ち、さらにDigilentの提供するPmod Peripheral Moduleを接続することもできる。

内蔵するプログラマ/デバッガはMicrochipのMPLAB IDEと連動する。4つのハーブブリッジ回路は24Vモータを最大5Aで駆動できる。これを使って2つのDCモータやバイポーラステッピングモータ、1つのブラシレスDCモーターないしユニポーラステッピングモータを駆動できる。また24V入力を利用し5V/4A出力が可能な電源レギュレータも装備している。

搭載するdsPIC33 DSCは128KBのFlash Memoryと16KBのSRAMに加え8chのモータ制御用PWMユニットやSPI×2、タイマ/カウンタ、ADCなどを内蔵する。Cerebot MC7ボードは2つのプッシュボタンと4つのLEDもユーザーI/O用に搭載しており、他にI2Cバス×2やSerial EEPROMも搭載する。

なお、Cerebot MC7は119ドルですでにmicrochipDIRECTで経由入手可能となっている。

「Cerebot MC7開発キット」