ワコムは18日、りそな銀行が導入した新窓口端末の顧客側ディスプレイとして、同社のペンタブレット「DTZ-1200W」が採用され、運用が開始されたと発表した。すでに約300店舗への導入が完了しているという。

同社のペンタブレット「DTZ-1200W」

今回の新システム導入により、これまで紙ベースで行われていた同行の各種申請・取引の事務手続きは電子化される。顧客はDTZ-1200Wのディスプレイ上に表示される電子書類を確認したり、ペンを使用して画面上のボタンを操作するだけで取引を進めることができ、銀行側は顧客満足の向上と効率的な窓口対応の双方を可能にした。

DTZ-1200Wは、12.1型液晶ディスプレイを搭載したペンタブレット。同社液晶ペンタブレットの特長ともいえる操作の容易性・正確性に加え、窓口業務環境に適した薄型設計や収納式スタンドといったデザイン面などでの総合的な評価により、今回の採用に至ったという。