NetBeans IDE

NetBeansチームは8月1日(米国時間)、NetBeans IDEの最新版となる「NetBeans IDE 7.0.1」を公開した。NetBeans IDE 7.0は4月20日(米国時間)に公開されており、JDK 7のデベロッパプレビューに対応していた。今回のリリースはマイナーバージョンアップとなるものの、先日公開されたJava SE 7にフル対応したという点で注目される。

NetBeans IDE 7.0.1における主な変更点は次のとおり。

  • 最新のJDK7にフル対応
  • 最新のパッチをマージ
  • パフォーマンスの改善

Java SE 7のリリースと同時にGlassFishも最新版が公開されており、これでOracleからJava SE 7に対応したJavaプラットフォーム、アプリケーションサーバ、開発環境が提供されたことになる。

ただしJava SE 7へ移行するには注意が必要。すでにJava SE 7にはホットスポットコンパイラにバグがあり、特定のプロダクトではデータ破損が発生する可能性があることもわかっている。このバグは次のアップデートで修正されるとみられており、修正が実施されるまではJava SE 7への移行は慎重になった方がいいといえる。