米MIPS Technologiesは、米AMIMONが同社よりMIPS32 M4Kコアのライセンスを受け、AMIMONが開発中の第3世代WHDI製品に採用されることを明らかにした。
AMIMONはWHDI(Wireless Home Digital Interface)の創設メンバーの1社であり、またMIPS Technologiesと長期にわたるライセンス契約を結び、すでに2世代のWHDI対応チップセットをMIPSアーキテクチャベースで製造・供給している。AMIMONは現在HDコンテンツのWireless Mirroringを可能にする第3世代チップセットを開発中であり、このチップセットにMIPS32 M4Kを採用することを改めて明らかにした。
「MIPS32 M4Kコアはコンパクトなフットプリントと低レイテンシ/低消費電力デザインであり、スマートフォンやタブレットなどのモバイル製品の採用例が増えつつあるAMIMONの製品に理想的である」とAMIMONのCTOであるDr. Zvi Reznic氏は説明。「AMIMONはMIPSアーキテクチャを利用して複数の製品を製造し、多くのTVメーカーに採用されてきた。また複数のOEMやCEマニファクチャーに採用したことで、第2世代のMIPSベースWHDIチップセットは急速に売り上げを増やすことになった。そして我々は、次の世代の製品にもMIPSアーキテクチャを引き続き採用する予定だ」とコメントしている。