Texas Instruments(TI)およびTexas Instruments Foundationは2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に対し、アメリカ赤十字社を通して25万ドルの寄付を行うことを明らかにした。

まず最初に10万ドルが寄付され、さらに3月15日までに同社の従業員および退職者による15万ドルが寄付される予定としている。

同社のCCO(Chief Citizenship Officer)は「今回の寄付は、世界中のTIの従業員および退職者が、迅速かつ容易に同情の意を表明するための方法と考えている」と説明し、「我々の心は日本の社会や皆さんと共にある」と日本に向けたコメントを述べている。

同社の美浦工場と会津事業所、および東京営業所は今回の地震の影響を受けている。これらの事業所の人員に怪我などは無いとされているが、現在は避難中である。また、同社の4つ目の国内事業所である日出工場には今のところ影響はないとしている。同社は現在日本で、約2100名の従業員が勤務している。