Roxio Toast 11 Titanium for Mac

米ロヴィは8日(現地時間)、Mac用の「Roxio Toast 11 Titanium for Mac」を発売した。日本国内では、ソニック・ソルーションズが運営するロキシオショップにて、ダウンロード版がすでに発売となっており、3月18日にはパッケージ版の販売が開始される予定。さらに、4月8日にはラネクシーオンラインショップおよび店頭でのパッケージ販売が開始となる。

ロキシオショップにおけるダウンロード版の価格は13,650円となるが、3月28日まで新発売記念特別価格として9,975円で購入できる。ロキシオショップのパッケージ販売においても特別価格が設定される予定だが、詳細は未定。また、ラネクシーによる店頭でのパッケージ販売価格は17,640円。ラネクシーオンラインショップでの価格は15,880円となるが、4月7日までの予約特別価格キャンペーンとして12,350円で購入可能。

パッケージ版でのみ用意される「High-Def/ブルーレイディスク プラグイン同梱版」の店頭販売価格は19,800円。ラネクシーオンラインショップでの価格は17,820円で、4月7日までの予約特別価格キャンペーンとして13,860円で購入できる。

今回のバージョンアップでは、従来の"ライティングソフト"としての位置付けから、"デジタルメディアハブ"への進化を志向した改良が行われている。

主な新機能は、Mac上で動作しているアプリケーションの音も個別に録音できる強力なオーディオキャプチャ機能、NVIDIA製GPUをエンコード支援に利用するVideoBoost対応、豊富なビデオプロファイル・ビデオフォーマットへの対応、ビデオ変換のスケジュール実行、DVDクリップ抽出、DVD字幕保存、HD-DVD動画の再生、ビデオ共有など。また、複数ドライブへの同時書き込みも行える。このほかに初心者にも使いやすいように用意されたウェルカムスクリーンもあるが、チュートリアルは現時点では英語音声のみ。インターネット経由のアップデートで日本語化または字幕対応を行う予定だという。

「High-Def/ブルーレイディスク プラグイン同梱版」は、Blu-rayビデオとHD-DVD(AVCHD)のディスクのオーサリングを行うためのプラグインが同梱されたもの。Toast 9/10とのプラグイン互換性はない。同梱版はパッケージのみ用意されるので、ダウンロード販売を利用する場合は、通常版を購入した後にプラグインを追加購入することになる。プラグインは2,625円。