日本ヒューレット・パッカードは、UVインク搭載、1台で硬質素材へのダイレクト印刷からロールトゥロールまで幅広い印刷ニーズに対応した「HP Scitex FB500」と「HP Scitex FB700」の発売を開始した。

「HP Scitex FB500」(左)と「HP Scitex FB700」(右)

このたび発売が開始された「FB500」と「FB700」は、1台で硬質素材へのダイレクト印刷からロールトゥールまで幅広い印刷ニーズに対応。新たに、「可変ドロップ機能」と透明素材への印刷を可能にするホワイトインクに対応する。

FB500は標準で122×163cm、FB700は122×250cmで、厚さ64mmまでの硬質素材へのダイレクト印刷が可能。さらに、オプションの拡張テーブルを使用すれば最大305cmの長さの硬質素材にも対応。また、オプションのロールトゥールシステムを使用することによって、FB500で最大163cm幅、FB700で250cm幅までのロール素材に印刷ができる。

さらに、可変ドロップ機能搭載により、至近距離からも粒状感を感じない高画質印刷が可能となっており、写真はつや消し、または、光沢仕上げから選択が可能で、両面印刷やフチ無し印刷にも対応。オプションのホワイトインクを使用することで透明度の高い素材への印刷も可能となっている。

価格はFB500が1,470万円、FB700が1,890万円。なお、FB500は3月8日より東京ビッグサイトにて行われている「JAPAN SHOP 2011」にて展示・デモが実施されている。