グーグルは12月16日、同社が開発/提供するIME「Google 日本語入力」の正式版をリリースしたことをGoogle Japan Blogの中で発表した。Google 日本語入力のWebサイトから無償でダウンロードできる。

Google 日本語入力は、昨年12月にβ版をリリース。ユーザーからのフィードバックを得ながら改善を重ね、郵便番号を住所に変更する機能や他のIMEから辞書をインポートする機能などが追加されていった。

Google Developer Relations Japan Blogでは、正式版リリースの告知と併せて、同IMEの特徴的な機能も紹介。「あぼがど」→「アボカド」のように誤った単語入力を修正して変換する機能や、時間を表す単語を具体的な日時に変換する機能(例えば、「今」を現在時刻に、「明後日」を明後日の日付に変換)、「z」に特定の子音を続けて入力すると記号に変換する「zコマンド」(例えば「zl」で「→」に変換)などが取り上げられている。

Google Developer Relations Japan Blogの告知ページでは、Google 日本語入力の主な機能を紹介している

また、先日開催された発表会では、数式を入力すると計算結果が表示される機能や、「おみくじ」と入力すると変換候補に今日の運勢が表示される(日付が変わるまで同じ結果になる)といった、遊び心のある機能も紹介された。