グレープシティは10月13日、iPhoneやiPadでの閲覧・操作に最適化したASP.NETコンポーネント「ComponentOne Studio for iPhone-UX 2011J」を11月25日に発売する。

同製品は、ASP.NETで構築された業務系WebサイトやWebアプリケーションを、iPhoneやiPadでも使いやすくすることを目的としたもので、iPhone/iPadのデザイン原則に則したスタート画面やカバーフロー、各種ボタン、ピッカーホイール、カレンダーなどのコントロールが多数収録されている。

製品イメージ(その1)

開発者は、Visual StudioでASP.NETを開発する際と同じ手法で開発できるため、Objective-CやiPhoneプラットフォームのデザイン原則などを新たに習得する必要はないという。対応する開発ツールはVisual Studio 2010で、運用環境としては.NET Framework 4が必要。

同製品の1開発ライセンスあたりの価格はパッケージ版が11万5500円、ダウンロード版が10万3950円(価格はいずれも税込)。アプリケーション配布時には、別途サーバーライセンスが必要となる。なお同製品は、「ComponentOne Studio Enterprise 2010J」の登録ユーザーに対しては期間限定にて無償提供される予定。

同製品の対応クライアントは、iPhone 3G/3GS/4、iPod touch、iPadで、対応ブラウザはMobile Safari。

製品イメージ(その2)