オープンソースのソーシャルネットワーク「Diaspora」の開発を進めているチームが9月15日、初めてソースコードを公開し、コミュニティプロジェクトを発足させている。「Facebook」対抗となるか注目される。

Diasporaはニューヨーク大学の学生数人が開始した取り組み。ユーザーが自分のデータを自分で管理できることを目指し、資金調達Webサイト「Kickstarter」で投資を募った。すでに6,479人の支持者を集め、目標の10万ドルの2倍となる20万ドルの資金を調達している。

現時点では、"aspect"と呼ばれる管理機能を利用して、ステータスメッセージや写真のプライベートでの共有、友人の管理、写真のアップロードなどが行える。写真を除き、データトラフィックはすべて暗号化されているとのことだ。

10月に公開予定のアルファ版では、Facebookとの統合、多言語対応、データポータビリティ機能などの実現を目指すという。

Diasporaが公開したスクリーンショット