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Testing hardware acceleration - JOEDREW!において、Firefox 4ナイトリービルドのWindows版にGPUハードウェアアクセラレーションの機能がマージされたことが発表されている。ハードウェアアクセラレーションが有効になっており、かつ、PCとOSが対応していればabout:supportで表示されるGraphicsの項目に次のような表示が現れると説明がある。なお、GPU Accelerated Windowsの項目に表示される内容はケースバイケースで違うようだ。

  • Direct2D Enabled: true
  • GPU Accelerated Windows: 2/2 Direct3D 9

どちらも対応していない場合、双方の項目にはfalseが表示される。ハードウェアアクセラレーションが原因とみられるバグが発生した場合、セーフモードで起動してH/Wアクセラレーションが無効になった状態で比較するか、設定ダイアログからUse hardware acceleration when availableのチェックを外してFirefoxを再起動すればいい。

H/Wアクセラレーションを手動で無効にする場合、Use hardware acceleration when availableのチェックをはずす

GPUハードウェアアクセラレーションの機能はFirefox 4 Beta 7で取り込まれるとみられる。また、Testing hardware accelerationの説明によれば、OpenGLを使った3D H/Wアクセラレーション機能が近うちにMac OS X版のFirefoxに導入されることになる。GPUのハードウェアアクセラレーション機能を活用してブラウザのレンダリング性能を引き上げるという方法は、ここ最近のブラウザ開発でホットなトピックになっている。どの主要ブラウザもハードウェアアクセラレーションの実装を進めており、ここのところ成果が矢継ぎ早に発表されている。