ビジネス ソフトウェア アライアンス(以下、BSA)は7月1日、BSAメンバー企業と関西地域にあるメーカーとの間で、著作権侵害に関する総額3億円を超える和解が5月20日に成立したことを発表した。

今回の問題は、BSAが設置している情報提供窓口への通報がきっかけとなり発覚したもの。その後、対象となった関西地域にあるメーカーの社内調査の結果、Adobe IllustratorやAutoCAD, FileMaker Pro, Microsoft Officeなど3913本の大量の違法コピーが発見され、権利者であるアドビ システムズやオートデスク、ファイルメーカー、マイクロソフトとの間で問題解決に向けた協議が行われたという。

今回の和解総額は3億1520万5272円で、BSAへの通報がもとになった著作権侵害の和解総額としては全世界でも過去最高額となる。