アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック「ディヴァン・ジャポネ」1892年/プラハ国立工芸美術館所蔵

8月25日より松屋銀座8階大催場にて、19世紀末のウィーンやプラハなどの都市を中心にしたポスターの黄金時代を紹介する「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」が開催される。

同展は、ロートレックやミュシャ、シェレなどが活躍したパリに加え、ウィーンやプラハにも華麗なポスター芸術が花開いた19世紀末のヨーロッパにおけるポスター黄金時代の華やかな世界を、日本初公開となるチェコ国立モラヴィア・ギャラリーの所蔵作品もまじえて紹介する。

展示構成は、「ウィーン分離派と成果待つ美術の潮流」と題してクリムト、モーザーなど、ウイーン分離派、ハーゲン芸術家同盟、ミュンヘン分離派の展覧会ポスターの紹介するほか、「市民生活の夢とポスター」では、ロートレックやミュシャによる当時の大衆文化を象徴するポスターを展示する。

ユップ・ヴィールツ「VOGUE(香水)」1927年/プラハ国立工芸美術館所蔵(左)、アルフォンス・ミュシャ「椿姫」1896年/プラハ国立工芸美術館所蔵(右)

アール・ヌーヴォーのポスター芸術展

会場 松屋銀座8階大催場
会期 8月25日(水)から9月6日(月)
開場 10時から20時(最終日17時閉場。入場は閉場の30分前まで)
入場料 一般1,000円、高大生700円、中学生以下無料