IIJは6月3日、デスクトップ環境やアプリケーションの仮想化を可能にする「IIJ GIO仮想デスクトップサービス」と、クラウド型シンクライアントソリューション「REMO(リモ)」を組み合わせた「IIJ GIOリモートオフィス」を7月より提供開始すると発表した。

「IIJ GIO仮想デスクトップサービス」はIIJ GIO上の仮想サーバにオフィスのデスクトップ環境を格納し、ネットワークを介してデスクトップ環境を提供するもの。利用する仮想化技術はマイクロソフトのリモートデスクトップサービス、Citrix XenApp、Citrix XenDesktopの3種類から選択することが可能で、CPUやメモリ、ストレージといったリソースの割り当てを必要に応じて変更することができる。

「IIJ GIOリモートオフィス」は「IIJ GIO仮想デスクトップサービス」を基盤とし、同社が独自に開発したシンクライアントソリューション「REMO」によって提供される仮想デスクトップソリューション。VPN接続時のネットワーク設定や端末操作、シンクライアントサーバへの接続といった設定作業を簡略化できることなどから、運用負荷を大幅に軽減できることが特徴とされている。

シンクライアント機能の提供形態はネットブック型とUSB型の2種類が用意されており、USB型を選択した場合は既存のPC資産をクライアント端末として利用することになる。

「IIJ GIOリモートオフィス」の活用例