TektronixとSenarioTekは、カスタマイズ可能なワイドバンド・マイクロ波周波数アップ/ダウン・コンバージョンの標準ソリューションを発表した。

マイクロ波とIF(中間周波数)間をアップ/ダウン・コンバージョンすることでマイクロ波のテスト範囲を拡大することが可能なSenarioTekのソリューションを使用することで、Tektronixの任意シグナルジェネレータ「Tektronix AWG7000 シリーズ」やオシロスコープ「DPO/DSA/MSO70000シリーズ」などの計測器を使用し、校正された最適な条件下でテストを行うことができるようになるため、1GHz以上の帯域幅で最高50GHzの中心周波数を持つ、校正されたワイドバンド・レーダ/衛星信号の生成、解析が可能となる。

また、同ソリューションはIFを使用するため、マイクロ波周波数における直接解析に比べて性能が改善されるほか、IF周波数をサポートするベースバンド性能だけで済むため、マイクロ波周波数での測定と比較してトータル・コストを抑えることが可能となる。