ミマキエンジニアリングは、幅3,2mまでのポリエステル生地へのダイレクト昇華プリントと、転写紙への昇華プリントを高速・高画質で実現する国内最大級のインクジェットプリンタ「JV5-320DS」を2010年1月8日より出荷すると発表した。

国内最大級のインクジェットプリンタ「JV5-320DS」

同プリンタは、2007年に発売された幅3,2m対応の高速・高画質プリンタ「JV5-320S」の優れた特徴を継承し、大型ソフトサインの制作ニーズに応えるダイレクト昇華インクジェットプリンタ。

プリント時にインクが裏抜けしやすいポリエステル生地の特性に配慮し、新たにインク受け溝を搭載したことにより、素材の裏地汚れを防止。また、新たに搭載された乾燥ファンにより、プリント後の裏抜けインクを素早く乾燥し、メディア巻き取り時の貼り付きを防ぐ。インクミスト除去機能も備え、稼動安定性をさらに向上。

最高プリント解像度は1,440dpiで、高速プリントを実現。発色性に優れたSb52インクを用意、2リットルアルミパックによるインク供給が可能なMBIS(ミマキバルクインク供給システム/オプション)により、長時間連続無人プリントと、優れたインクコストを実現している。

価格は1,575万円で、出荷開始は2010年1月8日。