NTTドコモは10日、FOMA携帯電話の新製品『docomo PRIME series F-01B』(富士通製)を発表した。2009年11月に発売する予定。

『docomo PRIME series F-01B』(富士通製)

「F-01B」は、3.4インチワイドVGA液晶を搭載した折りたたみ型で、1,220万画素CMOSカメラを搭載しながら、IPX5/IPX7等級の防水機能も備えたモデル。

カメラ機能としては、最大6.2倍までズーム撮影が可能な「スーパーデジタルズーム」機能を搭載。あらかじめ特定の人物の顔を設定しておくことで、あらかじめ登録した人物の顔を認識して優先的にピントを合わせる「サーチミーフォーカス(個人認識撮影機能)」、被写体の笑顔を検出する「スマイルファインダー」といった機能も搭載する。

ディスプレイはタッチ操作に対応。直感的に入力できる富士通独自の高速手書き文字認識エンジンの搭載するほか、タッチパネルを使って写真にプリクラのように手書きでコメントをつけたり、デコレーションできる「手書きスナップ」機能に対応する。

このほか、本体に搭載した各種センサを利用してゴルフのスウィングをチェックできるアプリケーション「ETGA(Ezure Tadashi Golf Academy) スウィングレッスン」、運動強度の違いを基に正確な消費カロリーを計算できる「エクササイズカウンター」なども搭載する。

サービス面では、ワンセグ、おサイフケータイ、Bluetooth、iコンシェル、GPS/オートGPS、ケータイデータお預かり、ブルーレイディスクレコーダー映像転送、マイエリア、Music&Videoチャネルなどに対応。通信面では、国際ローミングサービス「WORLD WING(3G/GMS)」、FOMAハイスピード(HSDPA 7.2Mbps)をサポートする。

(写真:石森 亨)

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今夏モデルであるF-09Aと同じ画面サイズ。待受画面のタッチボタンはiモードから検索メニューに入れ替わった以外はF-09Aと同様

タッチ画面用のメニューは、ほんの僅かながら押しやすくなっている

タスク表示領域にあるクリアボタンと終了ボタンも押しやすいように大きくなっている。右のF-09Aと見比べると一目瞭然

メール画面でもタッチパネルによる入力が可能になった。従来機からあるツータッチ式に加えて、手書き文字認識機能も搭載

(写真・キャプション/井上翔 K-MAX)

主な仕様(予定)

寸法 高さ 約114mm×幅 約51mm×厚さ 約17.3mm(最厚部 約21mm)
質量 約141グラム
3G連続待受時間(静止時[自動]) 約620時間
GSM連続待受時間(静止時[自動]) 約300時間
連続通話時間(3G/GSM) 約240分/約270分
連続テレビ電話時間 約110分
メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類/発色数) 約3.4インチ/横 480ドット×縦 960ドット・フルワイドVGA/TFT液晶/16,777,216色
サブディスプレイ(サイズ/ドット数/種類/発色数) 約1.4インチ/横 174ドット×縦 64ドット/有機EL液晶/1色
外部メモリー(最大対応容量) microSD(2GB)、microSDHC(16GB)
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数) 顔検出オートフォーカス対応CMOSカメラ(約1,220万画素/約1,200万画素)
内側カメラ機能(有効画素数/記録画素数) -
BLUE、WHITE、BLACK