マイクロソフトは、Exchange Server 2010 日本語版を11月2日より提供開始すると発表した。Exchange Server 2010は「ソフトウェア + サービス」に最適化され、自社設置型、クラウドサービスでの利用という2つの運用形態に対応しているのが大きな特徴になっている。

国立がんセンター、学校法人 日本女子大学、学校法人常翔学園 大阪工業大学がExchange Server 2010の早期導入を表明している。

なお、Exchange Onlineの2010へのバージョンアップは、2010年中を予定している。

サーバーエディションは大規模向けの「Enterprise Edition」と小中規模向けの「Standard Edition」があり、ボリュームライセンスの参考価格(税抜)はそれぞれ77万9,000円、13万7,000円となっている。

クライアント アクセス ライセンス(CAL)は、 Standard CALがボリュームライセンスの参考価格(税抜)で1万3,000円、ユニファイド メッセージング、コンプライアンスやセキュリティ機能が利用できるEnterprise CALは、ボリュームライセンスの参考価格(税抜)で8,000円となっている。

なお、「Exchange Server 2010 日本語版」のパッケージ製品の販売は予定されていない。