ファウンドリメーカーの中国SMIC(Semiconductor Manufacturing International)は、現在同社が45nm向けとして提供しているバルクCMOSプロセスに関し、40nm/55nmについてもプロセスの提供を開始することを発表した。

これは、急速な伸びを見せる中国マーケットを含む全世界でのデマンドに応じたものとなる。具体的なアプリケーションとしては、マルチメディア製品やグラフィックチップ、チップセット、あるいは3G/4G携帯向けのデバイスなどが挙げられる。

SMICは45nmプロセスを同社が保有する上海の300mmウェハの設備で提供しており、40nm/55nmについてもここで提供を行う予定であるとしている。この新しいプロセスは、同社の従来の顧客および新しい顧客に、デザインインの際の多様性を提供できる、と同社社長兼CEOのRichard Chang博士は述べている。