マイクロソフトは1日、「マイクロソフト ボリューム ライセンス」を通じ、Windows 7日本語版を法人向けに提供開始すると発表した。同時に、法人向け早期アップグレード割引キャンペーンを開始し、早期アップグレードを支援するため、Windows 7 Professional アップグレード版を優待価格19,800円にて提供する。

また本日より、パートナー企業21社が、30のソリューションサービスの提供を開始。Windows XPなどの従来環境からWindows 7環境への移行に際し、法人ユーザーの独自アプリケーションの検証/移行を行うサービス、導入/展開サービス、仮想化/管理ソリューションサービス、生産性の向上につながるプラットフォーム展開サービスなどが用意されている。アプリケーション移行支援サービスでは、独自アプリケーションの事前調査、移行に向けた検証、移行作業を支援することで、パッケージおよびユーザー独自のアプリケーションのWindows 7対応と導入を加速できるとしている。

アプリケーション移行支援サービス企業(五十音順)
エヌ・ティ・ティ・データ、デル、日本電気、日立システムアンドサービス、富士通
サーバー連携ソリューション企業(五十音順)
アルファテック・ソリューションズ、ウチダスペクトラム、エヌ・ティ・ティ・データ、大塚商会、キヤノンITソリューションズ、住商情報システム、日本ビジネスコンピューター、日本ビジネスシステムズ、富士通エフサス、富士通ビジネスシステム、ユニアデックス、リコー
導入展開ソリューション企業(五十音順)
ウチダスペクトラム、大塚商会、 CSKWinテクノロジ、JBサービス、ビービーシステム、日立システムアンドサービス、富士ソフト
Microsoft Desktop Optimization Pack展開ソリューション企業(五十音順)
アルファテック・ソリューションズ、ウチダスペクトラム、エヌ・ティ・ティ・データ、大塚商会、ソフトバンク、デル、日本ビジネスシステムズ、日本ヒューレット・パッカード、ビービーシステム、日立システムアンドサービス、富士ソフト

またソフトウェア/周辺機器については、早期ソフトウェア対応、周辺機器対応の28社の製品がすでにWindows 7対応を果たしており、9月中旬公開予定の互換性Webサイトにて情報を提供する予定。

早期ソフトウェア対応 企業(五十音順)
イーフロンティア、OSK、オービック、オービックビジネスコンサルタント、Kaspersky Labs Japan、サイボウズ、シマンテック、ジャストシステム、ジャングル、ソフトバンク、ソースネクスト、トレンドマイクロ、日本電気、日立ソフトウェアエンジニアリング、ピー・シー・エー、富士通、マカフィー
早期周辺機器対応 企業(五十音順)
アイ・オー・データ機器、アルプス電気、キヤノン、コニカミノルタビジネステクノロジーズ、セイコーエプソン、東芝テック、ナナオ、ニコン、バッファロー、富士ゼロックス、リコー

なお同社は、管理性やセキュリティの強化、ソフトウェアの互換性強化、導入展開や移行時の懸念を緩和するツールやサポートの提供。開発段階からの早期製品評価を通じて、日本国内の163法人/企業(9月1日時点)がこれら製品の採用を表明している。