日本NI、200Mhzの波形生成/解析が可能なPXI Expressモジュールなどを発表

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日本NI、200Mhzの波形生成/解析が可能なPXI Expressモジュールなどを発表

  [2009/07/23]

米National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は、PCI Express規格対応デジタル波形発生器/アナライザ2機種「NI PXIe-6544」「NI PXIe-6545」ならびに8スロット広帯域幅3U型PXI Expressシャーシ「NI PXIe-1082」を発表した。価格はPXIe-6544が80万9,000円(税別)から、PXIe-6545が139万7,000円(税別)から、PXIe-1082が43万3,000円(税別)からとなっている。

3U型PXI Expressシャーシ「NI PXIe-1082」の外観

PXIe-6544/6545は、それぞれ最大100MHz(PXIe-6544)、200MHz(PXIe-6545)のクロックレートに対応したデジタル波形発生器/アナライザで、電圧レベルを1.2、1.5、1.8、2.5、3.3 V に設定することができるほか、従来の同社製デジタル波形発生器/アナライザのストリーミングレートが最大で200MBpsであったのに対し、PXIe-6545のストリーミングレートは660MBps(代表値)へと引き上げられている。これにより、従来製品では対応できなかった高速動作の半導体デバイスの解析や、ホストメモリとの間で大容量のデータを高速でやり取りしなければならないようなHD(High Definition)マルチメディアコンポーネントの解析が可能になるという。

例えば、200MSpsのD/Aコンバータをテストする場合、これまでは高速パターン発生器を1台、オシロスコープを1台、電源1個が必要であったが、PXIe-6545とPXIe-1082を使用する場合は、これだけで特性評価や製造テストまで行うことができる。また、32チャネルそれぞれ個別に入力用/出力用に設定でき、ハイビジョンデジタルビデオ信号を伝送してデータ生成や集録を行い、ハイビジョン信号(60Hz時で最大1080p)、RFベースバンドデバイス、HDラジオをテストすることもできる。

また、PXIe-6544/6545のモジュールには、100Hz~200 MHzのサブヘルツの分解能を提供するオンボードDDSクロックなどのタイミング/同期機能が搭載されている。これら機能を活用することで、外部クロックを使用せずに、 高確度でデータ(生成や集録)をクロックすることができるため、高分解能のクロックデバイスや外部のタイミングケーブルを別途用意する必要がなくなる。

一方のPXIe-1082シャーシは、3U型8スロットPXI Expressシャーシで、7つのPXI Expressスロットを備えており(ハイブリッドスロット4つ、PXI Expressスロット3つ)、スロットごとに最大1GBpsの専用帯域幅、システム全体で4GBpsの帯域幅を利用することができる。

各スロットにはPCI Expressレーンが付いており、PXI Expressとハイブリッドスロット対応型のPXIモジュールの両方のタイプに対応したハイブリッドスロットが4つ付いている。そのため、既存のPXIモジュールも有効活用できる。また、PXIe-1082は高性能システム用に開発されており、動作時温度範囲が0~55℃で、シャーシ全体でシステムモニタリング(パワーマネジメント、冷却ファンのヘルスモニタリング、温度のモニタリングなど)が行われる。

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