ヤフーは25日、これまでβ版として提供していた「Windows版Yahoo!メッセンジャー バージョン9.0(Yahoo!メッセンジャー9.0)」を、正式版として提供開始したと発表した。Yahoo!メッセンジャー9.0は前バージョン(7.0)からデザインを一新。3月上旬からは、「友だちリスト」に登録してある友だちのブログの更新状況がYahoo!メッセンジャー上で分かるなどのSNS機能も搭載する。

「Yahoo!メッセンジャー」トップページ画面

「Yahoo!メッセンジャー」は、利用者同士がリアルタイムで文字やキャラクター、音声などでコミュニケーションできるツール。無料で利用できる。

今回正式版の提供が開始された「Yahoo!メッセンジャー9.0」は、前バージョンからデザインを一新。背景が11種類から選択できるほか、会話の中で自分の気持ちを表現できる「スマイルマーク(顔文字)」に新しい顔文字を追加。自分の現在の状況を「友だち」に知らせる「ステータス(状態)」にもスマイルマークが使えるようになる。

正式版公開にあたって「ステータス」にURLを入力する欄を追加。そのほか、会話中に動画や画像を簡単に共有できる機能や、ボイスメッセージをメールで受け取れる機能もある。

また、「Yahoo!メッセンジャープラグイン開発キット」のダウンロード提供を開始。プラグインの仕様は公開されており、JavaScriptやVisual C++の知識があれば、「Yahoo!メッセンジャー」上で動作するプラグインを作成できる。

さらに、「Yahoo!プロフィール」と連携し、SNS機能を搭載。2009年3月上旬にYahoo!メッセンジャーの「友だちリスト」に登録してある友だちのブログの更新状況などの新着情報がYahoo!メッセンジャー上で分かるようになる。

3月下旬には、Yahoo!プロフィールの「新着確認」ページに、Yahoo!メッセンジャーの友だちの新着情報も表示されるようになる。

ヤフーでは、「今後もさらに連携を強化し、友だちとのコミュニケーションをより便利に楽しめるようにしていく」としている。