All-in-One Java Troubleshooting Tool

The AquariumにおいてVisualVM 1.1の公開が伝えられた。VisualVMはJavaアプリケーションの動作情報を視覚化するツール群。Java仮想マシンが提供するデータを集約し、再構築して、ユーザに対してさまざまな角度から視覚化された情報を提供する。JDK 6 Update 7からJDKの標準配布物として取り込まれていた。

1.1で注目される新機能や機能拡張は次のとおり。

  • NetBeans IDE 6.5対応
  • Eclipse IDE版提供
  • IntelliJ IDEA版提供
  • プラグインAPIの拡張
  • モニタータブにおけるCPU利用状況およびGCアクティビティグラフ
  • スレッドタブにおけるテーブルビュー
  • コンテキストメニューにおけるメモリスナップショットの比較
  • AboutダイアログにおけるCopy To ClipboardボタンおよびSave To Filボタン
  • JMXコネクションを経由したIBM JVMモニタリング
  • 新しいコマンドラインオプション --openpid、--openjmx、--openfile
  • HP-UX PA-RISCの実験的サポート

VisualVM 1.1

Windows、Mac OS X、Linux、Solarisがサポートされ、動作にはSun JDK 6+、OpenJDK 6+、IcedTea 6+、Apple JDK 6+などが必要。実験的にHP-UX 11iおよびHP-UX JDK 6.0.01+のサポートも追加されている。