マイクロソフトは15日、効果的な費用削減や効率的な時間活用や社員の生産性向上など、企業の「攻めの経営」を支援するITソリューションを幅広く提案する施策として「Save Money. キャンペーン」を、本日から2009年6月末までの予定で開始した。

同キャンペーンでは、運用管理、電力、出張・通信、間接などの各種費用を削減しながら業務の効率化や社員の生産性向上などを支援する、以下の6つのITソリューションシナリオを紹介する。

サーバやクライアントPCなどの既存資産を有効活用する仮想化テクノロジー
Hyper-Vによるサーバ仮想化、Application Virtualizationによるデスクトップの仮想化およびSystem Centerを使用しての仮想化環境と物理環境の統合管理ソリューションなどにより、システムの維持管理費を削減し、柔軟な運用管理を可能にする。

コミュニケーションとコラボレーションの統合化
Office Communications Server、Exchange Server、Office SharePoint Serverなどで提供するソリューションを通じて出張・通信費用や紙の資料を削減し、業務効率の向上と社内コミュニケーションの活性化を支援する。

複数サーバの統合
Windows Server 2008やSQL Server 2008などを使用しサーバやデータベースの統合を図ることで、システム全体のパフォーマンスを向上させながら運用管理費用やスペースを削減し、電力消費を抑える。

ITプラットフォームの標準化
Active Directoryによる認証、管理基盤の標準化に加え、Desktop Optimization Packの使用により、社内のアプリケーション展開費用の削減やサービスとしてアプリケーションの配信によるデスクトップ環境のより効率的な管理をする。

プロジェクト管理による業務の標準化と効率化
Office Project 2007による業務の標準化と可視化により、人為的なミスや無駄な残業、無理な開発・生産スケジュールなどを顕在化させ、業務の期間短縮と経費の削減を支援する。

ボリュームライセンスによるソフトウェアの効率的な購入
ニーズや予算に合わせてボリュームライセンスプログラムでソフトウェアを購入することにより、購入費用の節約とソフトウェア管理費用の削減。