出張中や旅行中でも今や欠かせないのがインターネット。滞在先ホテルで、ロビーや部屋に備わっているインターネット環境を利用する機会は多いだろう。多くのホテルが同様の環境を用意する中、千葉県・浦安市舞浜のシェラトン・グランデ・トーキョー・ベイ・ホテルでは、ユニークなコミュニティスペースとして「Link@Sheraton experienced with Microsoft」を提供中だ。

シェラトン・グランデ・トーキョー・ベイ・ホテルのロビーに設置されている「Link@Sheraton experienced with Microsoft」

Link@Sheratonは、世界各国のシェラトン ホテル&リゾートに導入されているコミュニティスペース。今年5月、マイクロソフトとの提携によるサービスの充実化を発表、宿泊客とホテルをより結びつける環境作りを行なった。Windows Liveサービスなどによるインフォメーション機能の強化、AVコーナーやXbox 360コーナーの設置、雑誌・新聞の提供、軽食のオーダーもできるなど、ビジネスパーソンはもちろん、家族でも楽しめる空間を提供している。調べ物をプリンタで印刷、設置のWebカメラでチャット、持ち込みのPCで無線LANを使って仕事、TVゲームやボードゲームで遊んでリラックス、宿泊客のさまざまなニーズに対応できる場がLink@Sheratonというわけだ。また、同ホテルでは独自のSNSによって、オンライン面でもコミュニティスペースを提供している。今年3月、Webサイト「sheraton.com」を、利用者同士をつなげるサービスとして旅行者投稿型サイトにリニューアル。宿泊予約機能に加え、旅に関するクチコミ情報や体験談の投稿などを通じて、旅の思い出を残したり、互いに交流を持ったりできる場になっている。

Link@Sheratonはリラックスできる空間となっている。Windows Vista搭載PCなどを設置するほか、持ち込みPCで無線LANの利用が可能。軽食をオーダーすることも可能だ

そんなLink@Sheratonで29日、シェラトン ホテル&リゾートのブランドコンセプトである「Warm,Comforting,Connects(温かさ・心地よさ・人のつながり)」を体感するイベント「真夏のスノーパーク」が実施された。元スキー・ノルディック複合五輪代表の荻原健司氏(現参議院議員)と荻原次晴氏(現キャスターなど)が出席し、シェラトン・グランデ・トーキョ・ベイ・ホテル内に再現したスノーパークで子どもたちとの交流を楽しんだ。次晴氏がカメラマンを務め、健司氏と本物の雪を楽しむ子どもたちの様子を撮影、その写真をさっそくLink@SheratonのPCから、マイクロソフトが運営するブログサービス「Windows Live スペース」に投稿。写真日記を投稿して多くの人と共有できるようにすることで、テクノロジーを通じた"人とのつながり"が可能になることを実践してみせた。投稿されたエントリーはこちらで確認できる。

荻原兄弟がイベント「真夏のスノーパーク」に登場。スノーパークを見て「雪とともに遊んで、雪から多くのことを学んだ。自分の居場所だなという感じがする」(健司氏)

イベントで撮った写真を、Link@SheratonのPCでブログにアップ

日本国内でLink@Sheraton experienced with Microsoftを設置しているホテルは現在、シェラトン・グランデ・トーキョー・ベイ・ホテルのみだが、2008年末までには全世界で300件以上のホテルで展開する予定だ。仕事で、プライベートで、シェラトン ホテル&リゾートを利用の際は、Link@Sheratonに立ち寄ってみてはいかがだろうか。