The Eclipse Persistence Services Projectは9日(米国時間)、EclipseLinkの最新版にして初のメジャーリリースとなるEclipseLink 1.0を公開した。EclipseLinkはJavaで実装されたパーシステンスコンポーネント。Java Persistence 2.0の参照実装になるとみられている。

EclipseLinkはもともとOracleにおいて開発されていたTopLinkをベースにしている。OracleはTopLinkをオープンソースとして公開。TopLinkをベースとしてEclipseに開発プロジェクトが発足し、EclipseLinkの開発につながっていった。Oracle傘下の開発プロジェクトからEclipse傘下のオープンな開発体制のもとでの最初のリリースがこのEclipseLink 1.0というわけだ。

EclipseLink 1.0はJava Persistence API 1.0をサポートしているほか拡張機能、JAXBとObject-XMLのバインド機能、Service Data Objects 2.1サポート、TopLink/TopLink Essentialsとのツール互換性実現といった特徴がある。