イノーバとインフォテリアは22日、短期間・低コストで実現可能なExcelを使用した帳票ワークフローソリューションの提供を開始した。多くの企業で業務に使用されているExcelデータを、確認・決済といった人間が介在する管理を経て、既存の業務システムと連携させる帳票ワークフローの構築が可能になる。

企業間や企業内部で業務に使用されているExcelファイルは、多くの場合、受発注/会計などの業務システムとつながっていないためデータの再入力などの手間が発生している。またファイル内容の確認や決済など人の介在がある場合は、そのフローをシステムと連携させるプログラムの開発も必要となる。

今回発表されたソリューションでは、イノーバのビジネスプロセスを管理する「Innova Process Navigator」により、人が介在する部分のワークフローをシステム化、一方でインフォテリアのデータ連携ミドルウェア「ASTERIA WARP」によってExcelファイルを既存の業務システムと連携させる。両システムを相互接続することにより、Excelファイルを活用した帳票ワークフローソリューションが構築される形となる。

Excelファイルを使用したワークフローと、会計などの業務システムを連携させる