グーグルは4日、ミクシィが運営するSNSの携帯電話向けサービス「mixiモバイル」、およびサイバーエージェントが運営するブログサービス「Ameba」の携帯電話向けサービス「Amebaモバイル」において、同社のサイト運営者向け広告プログラム「Google AdSense」が採用されたと発表した。

Google AdSenseには、検索向けとコンテンツ向けの2種類があり、「検索向けAdSense」を導入したWebサイトではページ上から直接Web検索を実行可能となり、検索キーワードに対してターゲティングされた広告が掲載されるというもの。一方、「コンテンツ向けAdSense」はWebサイトのコンテンツと関連性の高い広告を掲載することでWebの収益性と機能性を高める。

今回mixiモバイルに採用されたモバイル検索向けAdSenseは、PC向けAdSense技術のうち、ユーザーが入力した検索キーワードに対して関連性が高く、よりユーザーの興味が高いと思われる内容の広告を掲載するプログラムだ。また、Amebaモバイルに採用された「モバイルコンテンツ向けAdSense」では、PC向け技術と同様の技術をモバイルサイトでも実現している。モバイルテキスト広告はオークションモデルに基づいて配信され、Amebaモバイルのサイトを巡るシステムによってサイト内のユーザーとコンテンツに関連するテキスト広告を表示し、モバイルユーザーが広告をクリックすることで収益につながるというもの。