A List Apartは16日(米国時間)、"Findings From the Web Design Survey 2007"というレポートを発表した。これは2007年4月24日に"The Web Design Survey, 2007"の名のもとで開始された調査の報告書。同調査は、Webデザインに携わっている人々の実態を明らかにしようというもので、Webサイトの開発に10年以上携わってきたWebデザイナ、開発者、プロジェクトマネージャ、ライタ、エディタ、ITアーキテクト、ユーザビリティアーキテクトなどをアンケート対象としている。

最終的に3万3千人近いWebプロフェッショナルから回答が得られたという。調査結果はPDFで提供されているので、興味があるデベロッパやWebデザイナは読んでおくといいだろう。米国と欧州、カナダが大半で、日本の状況とは異なる可能性があるが、Webデザインに携わっている人たちの特徴が見えて面白い。特に職種や学歴、給料分布は、国は違えど気になるところだろう。経営者にとっても雇用の目安として活用できるデータだ。