Sans Pareil Technologiesは14日(米国時間)、SPT Relational Database Web Toolの最新版となる「SPT Relational Database Web Tool 1.0 (RWT)」を公開した。SPT RWTはJavaで開発されたWebアプリケーション。JDBCを使ってダイレクトリにデータベースにアクセスしたり、アプリケーションサーバにおいてDataSourceとして設定されたデータベースにアクセスする場合の処理をサポートする。Aqua Data Studioの動作に似せて開発されたWebアプリケーションで、プロダクトはApache License Version 2.0の下で公開されている。

SPT RWTではユーザごとの設定(接続パラメータ、クエリの保存)の保持が可能であるほか、シングルおよびバッチでのクエリ処理のサポート、履歴機能の提供、マルチクエリブラウザの実現、データベースメタデータのツリービュー表示機能などがある。動作にはJava 1.5、Tomcat 5.5.17,/6.0.14などが必要。試験されているデータベースはPostgreSQL 8.2やOracle 10.1など。