Googleは16日(米国時間)、新たに5つの大学が「Google Apps Education Edition」に参加したことを発表した。これにより、University of North Carolina Greensboro、Clemson University、University of Texas San Antonio、Kennesaw State University、Arkansas State Universityの5大学は、Gmailアカウントで利用できるGoogle Webアプリケーションスイートを大学のドメイン内に構築することになる。

「Google Apps Education Edition」はフリーで提供されるサービスだ。同サービスは教育機関のドメイン内にGoogle Webアプリケーションを提供するもの。提供されるサービスは「Gmail」「Google Docs & Spreadsheets」「Google Calendar」「Google Talk」「iGoogle」など。

最近の学生はデスクトップアプリケーションを使わずにWebアプリケーションでほとんどすませてしまうことが多い。そのような学生にとって、普段使い慣れているツールをそのまま大学生活においても使えるのは大きなメリットと言えるだろう。そのほかにも、随時改善が行われているためユーザエクスペリエンスの面で優れていること、大学のドメインでメールアドレスを使う場合に比べてGmailのアドレスであれば大学を卒業してからもユニークなアクセスポイントとして活用できるといった利点もある。

Google Apps Education Editionに参加している大学は世界中にある。上記5つ以外にも日本大学をはじめ、Hebrew University in Jerusalem、Hebrew University in Jerusalem、Trinity College in Dublin、Macquarie University in Sydney、Universidad Panamericana in Guadalajaraなどが同サービスを活用している。