PFUは26日、ドキュメントファイリングソフトウェア「楽2(らくらく)ライブラリ Document Manager V2.0」の販売を開始した。既存モデルの機能強化版で、見積書や請求書といった定型文書のファイリングに加えて、配布された紙文書や会議資料/説明資料など任意の文書を別の形式でファイリングで保存することが可能になった。出荷開始は8月30日、「V1.0」ユーザーにはバージョンアップサービスが提供される。

「楽2ライブラリシリーズ」は、「書棚」「バインダ」を再現したGUIや「パラパラめくり」が好評なドキュメントファイリングソフトウェア。「楽2ライブラリ Document Manager」は、文書の登録から保管/活用/廃棄までのドキュメントライフサイクルをトータルにサポートする楽2ライブラリシリーズの最上位モデルにあたる。

従来からの「定型文書のファイリング」には「版数管理機能」を追加。また、関連文書を添付資料としてひも付けして登録できるなど、確実で効率的な管理が可能になった。

新方式の「任意の文書のファイリング」は、スキャナで読み込んだ紙文書のデータを開いたページへダイレクトに登録できるなど、使いやすい設計。付箋紙、マーカー、インデックスなどの付与もできる。

同製品はWindows Vistaにも対応済み。また、既存システムとの連携のためのWebサービスインタフェース(SDK)を公開している。価格は、基本パッケージ(1サーバ/10クライアント)が70万円(税別)から。販売目標は今後3年間で1,000システムを見込んでいる。