The Apache Jackrabbit communityは25日(米国時間)、Apache Jackrabbitの最新版となる「Apache Jackrabbit 1.3」を公開した。Apache Jackrabbitは「JSR 170: Content Repository for Java technology API」や、その拡張仕様である「JSR 283: Content Repository for Java Technology API Version 2.0」に準拠した実装系。1系はJSR 170を、2系はJSR 283を実装している。

1.3は機能追加を施したリリースになる。主な変更点は次のとおり。

  • クエリ結果をハイライト表示する機能の追加
  • 新しくバンドルしたパーシステンスマネージャによるパフォーマンスの改善
  • コンテンツリポジトリからJavaクラスを読み込むために、新しいクラスローダコンポーネントを追加

これらのほかにも、細かい改善やバグ修正が実施されている。バグ修正や性能改善、新しい機能などを加味すると、従来のバージョンのユーザは同バージョンへのアップグレードを実施した方がよいだろう。