FPGAの大手ベンダである米Xilinxは2日(米国時間)、デジタル信号処理(DSP)機能を備えたFPGA「Spartan-3A DSP」ファミリを発表した。最大で126個のDSPスライス(DSP48Aスライス、最大250MHzで動作)と53,712のロジックセル、2268kビットのブロックRAM、373Kビットの分散RAMを備えている。コンシューマ向けのマルチメディア機器などで利用できる。

今回、同ファミリ製品として、340万ゲート品である「3SD3400A」と180万ゲート品「3SD1800A」の2品が発表された。3SD3400Aの処理能力は30GMACS(Giga Multiply Accumulate operations per Second)、メモリバンド幅は2,200Gbps。また、3SD1800Aは、20GMACSの処理能力と1500Gbpsのメモリバンド幅を備えている。

すでに3SD3400Aのサンプル出荷を開始している。価格は44.95ドル。6月までに180万ゲート品「3SD1800A」(価格は29.85ドル)の提供を開始する。また、3SD3400Aを搭載した開発ボードや開発ソフトウェアを含む開発キットも用意している。

同社では、DSP機能を搭載したFPGAファミリとして、250GMACS(500MHz動作時)の処理能力を備えたミッドレンジ製品「Virtex-4 SX」と、350GMACS(550MHz動作時)の処理能力を備えたハイエンド製品「Virtex-5 SXT」を用意している。今回、発表されたSpartan-3A DSPファミリは、低価格帯の製品に位置付けられる。